予防医学


 私たち獣医師も飼い主さんもペットである動物たちずっと健康で幸せな生活を送って欲しいと願っています。そのために大切なことが予防医学です。

 予防医学とは、病気にならないように未然に防ぐ医学を示します。よく知られているものではワクチン接種があり、人では、赤ちゃんの時に、BCGやポリオワクチンなどが接種されます。また大人になってからも、必要に応じてインフルエンザウィルスワクチン接種やなどを接種します。  また、食生活、運動、生活習慣などの改善をはかり、病気にならない身体を作ることも、だいじな予防医学です。健康な生活を維持するためには、非常に大事な分野です。

 人間の医学でメタボリックドミノという言葉があります。

メタボリックドミノ

 最初は悪い生活習慣からはじまり、軽い高血圧や高血糖からやがて高血圧症・糖尿病などを引き起し、『ドミノ倒し』のように次々と進行し、最終的には生命を脅かす病気になってしまいます。

 いままでの獣医療は最後のドミノが倒れる病気になった時点ではじめて来院し、治療を開始するという子がほとんどでした。しかし、これからは未然に病気を予防したり、早期に発見し悪化を防ぐといった先制医療がペットにとっても必要な時代です。そのために、最も重要なのが予防接種定期的な健康診断を行うことです。そのほか、動物特有のものとしてフィラリア予防、ノミダニ予防、避妊手術、去勢手術などもあります。お家のペットにはどのような予防や生活をさせたらよいのか。
 
 当院ではそのような個々に応じた健康戦略(ヘルスプロモーション)を立てるお手伝いをさせていただきます。 
 
 ワクチン、フィラリア予防、ノミダニ予防、健康診断、避妊手術、去勢手術などはすべて当院で行えます。 





もどる


inserted by FC2 system inserted by FC2 system